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[ B1F ]  展覧会 :: EXHIBITIONS

humanité bis
大西由莉 ONISHI Yuri
「Spectral Painting」
2023.5.8(月)‐5.20(土)
日曜日休廊 10:30-18:30(最終日17:00)

〈作家コメント〉

可視と不可視の間の距離/存在をテーマとし、Solid[固体としての絵画]、Void[空間]、Spectrum[Latin, ゴースト/スペクトル(物理)]の関係性を意識する作品を作る。

油彩をキャンバス上に墨絵を描くように薄く透明に重ね、描いては(再生)消す(破壊)という行為を繰り返しながら、目の前のモチーフの形が見えるか見えないかまで色を足したり削って”光”、”素粒子”を表現する2000年からのシリーズ作品、2002年以降のフォーマリズム、新表現主義、日本の室町時代、また安土桃山時代の狩野山楽などの山水画の影響を受けた抽象画を経て、近年の制作では、既存の布を解体し支持体から再構成した作品と、支持体から制作した作品を制作する。支持体も含めた幾つものレイヤーを複雑に絡ませながら、新たな構造と視覚性を提案する。

DM作品《サルスベリの木を見ながら、》は、安寧さを求めながらも、下方に向かうにつれ徐々に奇妙に物事を壊していく構成を、百日紅の木を見ながら、考えていた。
また、キャンバス地に空間を空けることで実際に空間上に存在し自由に往きかう原子、素粒子などの物質、光の反射などの現象も作品の中に取り込み提示する。

 

>> 作家ウェブサイト

 

 

大西 由莉 ONISHI Yuri

     
1983 生まれ、東京都在住
2008 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了
[個展]
2011 「蝶の翅色はミドリ」 新宿眼科画廊、東京
2012 「Irisの宙、6と28の間」 新宿眼科画廊、東京
2016 「luminous sky」 ギャルリー東京ユマニテbis、東京
2017 「Geometric chant / キカガクテキナウタ」 ギャルリー東京ユマニテbis
2018 「spielraum シュピールラウム / 遊動空間」 ギャルリー東京ユマニテbis
2020 「spielraum vol. 02 シュピールラウム / 遊動空間」 ギャルリー東京ユマニテbis
[主なグループ展]
2008 「理化学研究所横浜地区展示プロジェクト」 理化学研究所横浜キャンパス、神奈川
「∞MAUGEN 武蔵野美術大学創立80周年記念 2007年度大学院修了制作展」 東京都美術館、東京
2021 「SICF22」 スパイラルホール、東京
2022 「地に立つ、宙に浮く」 gFAL 武蔵野美術大学2号館1F、東京
[受賞]
2006 「武蔵野美術大学卒業制作展」 武蔵野美術大学、東京 〈研究室賞〉
2008 「武蔵野美術大学大学院修了展」 武蔵野美術大学 〈優秀賞〉
2011 「第6回大黒屋現代アート公募」 板室温泉大黒屋、栃木 〈入選〉
2015 「トーキョーワンダーシード2015」 トーキョーワンダーサイト渋谷、東京 〈入選〉
2016 「第52回神奈川県美術展」 神奈川県民ホールギャラリー、神奈川 〈入選〉
2019 「第37回上野の森美術館大賞展」 上野の森美術館、東京 〈入選〉
「シェル美術賞展2019」 国立新美術館、東京 〈入選〉
2022 「アートオリンピア2022」 起雲閣、静岡 〈入選〉
「第20回アートギャラリーホーム作品募集〔指名コンペ部門〕」
チャームプレミアグラン御殿山弐番館、東京 〈買上入選〉
[アーティストインレジデンス]
2018 若狭高浜アーティストインレジデンス
主催:若狭高浜の宿カメハウス 共催:NPO法人AAN
WS主催・会場協力:若狭高浜観光協会(ブルーフラッグアカデミー)
大西由莉 ONISHI Yuri
《サルスベリの木を見ながら、》 2020-2023

《サルスベリの木を見ながら、》
2020-2023
Oil on canvas
162.0×162.0cm

 

〈参考図版〉
グループ展「地に立つ、宙に浮く」
2022年
gFAL(武蔵野美術大学2号館1F)

〈参考図版〉
グループ展「地に立つ、宙に浮く」
2022年
gFAL(武蔵野美術大学2号館1F)

 

撮影:加藤健

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