福村龍哉(ふくむら・たつや)は1966年東京生まれ。'94年に東京藝術大学博士課程を満期修了後、'01年にロンドンのChelsea College of Art and Design MA fine Artを修了。現在は東京を拠点に制作活動を行ない、ギャルリー東京ユマニテでは今回が3年ぶり4回目の個展となります。 福村は90年代、鉄やセメントを素材とした重厚な彫刻作品を発表していましたが、イギリスに渡ってからは制作環境の違いから、木や紙などを使い始め、それぞれの空間全体で作品を構成する手法に変化してきました。 今回の発表はギャルリー東京ユマニテ(東京・京橋)とギャルリ・プス(東京・銀座)の2会場同時開催となり、ユマニテでは鉄、セメント、アスファルトを素材に、3つのアーチ型を組み合わせた高さ2m、幅約3mの、人が入れる門のような立体作品と小作品数点を発表します。 また、ギャルリ・プスでは列柱を思わせる作品で、双方の作品ともに古代建築の空間を作る特徴的な要素を、異なる空間で同時に見ていただくことで共通項や関係性を感じて頂ける展示となります。 この機会に是非ご高覧いただけますようよろしくお願いします。
>> 福村龍哉 略歴
<同時期開催> 「福村龍哉展
Arch // Pillar」
<以前の展覧会情報> 2009
福村龍哉展 FUKUMURA Tatsuya new works 2009
<展覧会概要> 福村龍哉展
FUKUMURA Tatsuya "Arch // Pillar" |
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