humanité bis　上田高弘展　UEDA Takahiro :: ギャルリー東京ユマニテ / Galerie Tokyo Humanité

humanité bis
上田高弘展　UEDA Takahiro
2023.11.20（月）‐11.25（土）
11.23（木・祝）休廊　10:30-18:30（最終日17:00）

〈作家コメント〉

あいかわらず画布に線を引き、色を塗っています。あるいは、やっと塗った色をその日の最後にそっくり削ったり…。

さて、自虐も交えてそう申告しても、それゆえにこそ古風な画家像が温存されるのかもしれませんが、こっちはその実、展覧会直前の突貫工事です（そうとしか生きられないと判りました）。ゆえに完成作の写真を載せることもこの時点では叶いません。

関心を抱いてくださる方には、どうか会場で目視していただければ、と。

上田高弘　UEDA Takahiro

1961年、大阪府大阪市生まれ［学歴および職歴］東京造形大学美術学部Ⅰ類（絵画）中退東京藝術大学美術学部芸術学科（西洋美術史）卒業東京藝術大学大学院美術研究科博士課程（芸術学）満期退学美術史について佐々木英也に師事し、美術批評について藤枝晃雄に私淑代々木ゼミナール講師、東北芸術工科大学助教授を経て、現在、立命館大学文学部国際文化学域（文化芸術専攻）教授［美術作品の制作、批評、研究に関連する主要経歴］
1982	「ONE DAY EXHIBIION」東京藝術大学絵画演習室、東京
1983	「4人展」東京藝術大学大学会館展示室、東京個展　村松画廊、東京
1984	個展　真和画廊、東京
1986	制作を中断（～2014）
1988	批評活動を開始
2006	評論集『モダニストの物言い ─現代美術をめぐる確信と抵抗一九九〇－二〇〇五』（美学出版）
2007	研究休暇を利用して渡米し、ロチェスター大学（NY州、USA）訪問研究者
2015	制作を再開「日米美術交流展『絵画 ─継続する実践』」金沢市民芸術村、石川
2016	研究休暇を利用して石川県金沢市に滞在し、「金沢湯涌創作の森」と「金沢市民芸術村」で版画制作や芸術活動支援
2018	「上田高弘／右澤康之展」ギャルリー東京ユマニテbis、東京
2019	「上田高弘／右澤康之展」ギャルリー東京ユマニテbis、東京上田高弘編『酒匂譲の絵画』（美学出版）
2021	「上田高弘之展」ギャルリー東京ユマニテbis、東京
［美術以外（音楽や文学）にかかわる近年の研究関心］モーツァルト論吉田健一論

〈参考図版〉
「comprovisation_2021_s25a」
2021
アクリル、キャンバス
80.3×80.3cm

〈参考図版〉
「上田高弘展」
2021年
ギャルリー東京ユマニテbis会場風景