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[ humanité bis ]  展覧会 :: EXHIBITIONS

humanité bis
保坂航子展 「ひとひら」
HOSAKA Kouko Sculpture Exhibition
2018.12.10(月)‐12.19(水) 日曜日休廊 10:30-18:30(最終日17:00)

〈作家コメント〉

dot符合(・)について。
採るに足らないようなちいさな半濁点も、
寄せ集まると おおきな世界を形成します。
ちいさなimageをたいせつに。
ひとひらの 軽やかな「動き」を
彫刻にできたならな?

 

〈作家意図〉

近年は彫刻とメディウムの関係性から成るインスタレーション性の強い作品に取り組んでおります。
この『インスタレーション性』という抽象的な言葉は
作家にとっては不本意でもある例えなのでありますが、
“触覚芸術”である「彫刻」表現を追求していこうとすれば
一定不変でない彫刻作品が生れてしまうことも、また必然なのではないでしょうか。

今回は、展示テーマdot符合(・)として
矮小の「撫で」「愛で」られて
かたちが形成される彫刻の世界を表してみようと思いました。
寄せ集まって塊となる寸前のような
彫刻空間になればと考えております。

彫刻を表現すること、

作品として成立させること。

この狭間のなかで揺れ動く作家像を観ていただきたいです。
“何か”を体感していただける展示になっていたらよいと思うのですが。

彫刻はどこにあるのでしょうか?

 

 

保坂 航子 HOSAKA Kouko

福島県生まれ
[展覧会]
2007 個展 「南国の思想」 ギャラリー山口、東京
2008 グループ展 「アートジャム・gift展」 ギャラリー山口
2014 個展 「神話作用」 仙台アーティスト・ラン・プレイスspace B、宮城
グループ展 「線を積む Piling Lines」 FAL/武蔵野美術大学、東京
2015 グループ展 「彫刻と対話法」 府中市美術館市民ギャラリー、東京
個展 「沈思黙考」 仙台アーティスト・ラン・プレイスspace A・B
2016

「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」 国立新美術館、東京
個展 「やうやうにして春、土に纏わる et cetera」 ギャルリー東京ユマニテbis、東京
グループ展 「仙台アーティスト・ラン・プレイス参加作家による作品展」 仙台アーティスト・ラン・プレイスspace A・B
「第80回記念新制作展」 国立新美術館
個展 「接触/呈示」 仙台アーティスト・ラン・プレイスspace A
個展 「秋霖–refrain 何度でも、何度でも。」 ギャルリー東京ユマニテbis
「第32回財団法人北野生涯教育振興会彫刻奨学金受賞者展」 日本大学藝術学部芸術資料館、東京

2017 個展 「真鏡」 仙台アーティスト・ラン・プレイスspace A
個展 「土のなかから聲が聴える」 ギャルリー東京ユマニテbis
「第81回新制作展」 国立新美術館
グループ展 「彫刻の五・七・五 Haiku Sculpture 2017」 女子美術大学 女子美アートミュージアム、Joshibi SPACE 1900、東京
個展 「保坂航子 展」 武蔵野美術大学彫刻学科 伊藤誠研究室 madogiwa、東京
2018 個展 「ひとひら」 ギャルリー東京ユマニテbis
「第82回新制作展」 国立新美術館

 

[受賞]
平成15年度武蔵野美術大学造形学部卒業制作優秀賞
第32回財団法人北野生涯教育振興会彫刻奨学生受賞

〈設置〉
「horobi-na」(翠が丘公園/福島県須賀川市)
「流れのなかに」(藤垈の滝公園/山梨県笛吹市)

保坂航子 HOSAKA Kouko
「ささめゆき」 2017

「ささめゆき Snowflakes」 2017
ブロンズ
H7×W55×D20cm

 

保坂航子 HOSAKA Kouko
「このこ」 2017

「このこ This child」 2017
ブロンズ
H71×W37×D1cm

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