GALERIE Tokyo Humanité ギャルリー東京ユマニテ
川島 清 新作素描・版画展-雨ふりだき
Kiyoshi KAWASHIMA new drawings & prints
2005年3月7日(月)-3月26日(土)
10:30 - 18:30 日曜休廊
川島清は1951年福島県生まれ。1983年に東京藝術大学大学院を修了後、1986-88年には助成を受け渡米し、ニューヨークでも作品の発表を行いました。帰国後は国内外の展覧会に出品し、1993年にはいわき市立美術館で個展をするなど日本を代表する彫刻家の一人です。川島は鉄、鉛、木、銅、ワックス、石膏などの素材を用い、時間の流れ、あるいは記憶の集積を感じさせる大規模な彫刻作品を発表しています。 川島は昨年春から初めて版画の制作に取り組みました。今回の銅版画を制作するにあたっては1版を刷り上げた後、さらに再び線を描き込んで第2ステート、第3ステートと手を加えて連続して制作する方法になりました。ステートは完成までの試刷りではなく、1点の作品として完成した作品であると認識されています。銅板に線を刻み込み、腐食の時間を経てその痕跡を紙に残していく作業は、さまざまな素材の本質を捉え、構築して作られる彫刻作品と同じ視点にあるものといえます。 |
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展覧会名 川島清 新作素描・版画展-雨ふりだき Kiyoshi KAWASHIMA new drawings & prints 会 場 ギャルリー東京ユマニテ 問い合わせ先 |
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● 川島清 略歴 | |
1951 福島県生まれ 1983 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了 1986-88 Asian Cultural Council 助成にて渡米 |
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主な個展 1981、’83、’85 ときわ画廊(東京) 1987 P.S.1 プロジェクト(ニューヨーク) 1989、’90 現代彫刻センター(東京) 1992、’01 フジテレビギャラリー(東京) 1993 いわき市立美術館(福島) 2003、’04 ギャルリー東京ユマニテ(東京) |
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主なグループ展 1984 “第四回浜松野外美術展”中田島砂丘(浜松) 1986 “現代芸術の地平-空間・素材・表現の新たな展開を求めて”日仏学院(東京) 1993 “90年の日本-13人のアーティストたちの提言” ローマ市立フォルクローレ美術館(イタリア)、デュッセルドルフ美術館(ドイツ) “ART TODAY 2000-3つの回顧から”セゾン現代美術館(軽井沢) 2000 “ART TODAY 2000 Preview” セゾンアートプログラムギャラリー(東京) 2002 “モダニズムの至福のとき いわき市立美術館名品展” 宇都宮美術館(栃木) |
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関連情報 2004.8 2004.3 2003.4 |
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