〈作家コメント〉
生きる事はとても難しく、
ただ毎日の生活をそれとなくやり過ごすだけでも本当に大変で、
心が摩耗していくばかりだと日々感じます。
そんな息苦しい日々の生活において、
私にとって「化粧品で絵を描く」という行為は、
日々纏っている色を感情のままに筆を走らせ、
キャンバスに自身の存在を投影することで、
生きる意味、そして生きる喜びを強く実感するかけがえのないものです。
そんな化粧品で描かれた絵は、優しく光を放ち、
私達のいまここに生きる瞬間を照らし出します。
>> 作家ウェブサイト
今 実佐子 KON Misako
1991 |
東京都生まれ |
2016 |
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻総合造形領域修了 |
[個展] |
2014 |
「うつろい」 筑波大学アートギャラリーT+、茨城 |
2015 |
「浮かんでは消えていく」 ギャルリー東京ユマニテbis、東京 |
2022 |
「あなたは、私」 ギャルリー東京ユマニテbis |
[主なグループ展] |
2014 |
「筑波大学芸術専門学群 卒業制作展」 つくば美術館、茨城
「SICF15」 スパイラルホール、東京
「新鋭作家展」入選 川口市立アートギャラリー・アトリア、埼玉
「31,536,000分の1の・いま part1」 Gallery K、東京
「ハナノイアナクロニー」 清酒「花の井」醸造元・株式会社西岡本店、茨城 |
2016 |
「筑波大学大学院博士前期課程修了制作展」 つくば美術館、茨城
「ガラパゴス・ファイン6」 たけだ美術、東京
「VOCA展2016 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」 上野の森美術館、東京
「福島現代美術ビエンナーレ2016」 大山忠作美術館、福島 |
[受賞/入選] |
2015 |
「新鋭作家展」入選 |
2016 |
「筑波大学大学院博士前期課程修了制作展」芸術賞(最高賞) |
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「境界 2023.04.16」
2023
化粧品、紙、パネル
162.0×124.0cm
〈参考図版〉
個展「浮かんでは 消えていく」会場風景
2015年
ギャルリー東京ユマニテbis
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