戦後、日本現代彫刻のパイオニアとして活躍し、高村光太郎賞、中原悌二郎賞、芸術選奨文部大臣賞などを受賞。2005年には文化功労者として顕彰された建畠覚造(1919-2006)。1950年代から発表し、具象から抽象彫刻へと移行。セメント、金属、合板などを駆使し、傘、車輪などの日常的なモチーフから、CLOUD、WAVE、SPIRALなど有機的なフォルムへと発展。常に情緒性や慣れを好まず、論理の欠落を嫌い、重ねた思考に導き出された作品は端正で、不思議さと時にはユーモアを湛えています。1980年代以降は公共施設などへの野外彫刻を多く手がけ、晩年まで精力的に発表しました。
今回は1960年代から80年代に描かれたデッサンを10数点展示いたします。常に彫刻への思考を続けた建畠の制作の一端が垣間見られる貴重なデッサンです。是非ご高覧下さい。
>> 建畠覚造 略歴
〈以前の展覧会〉
建畠覚造 文化功労者顕彰記念
"闇に漕ぐ舟"
石井厚生 建畠覚造 野田裕示 堀浩哉 村井進吾
2006.2.13(月)‐2.25(土)
建畠の代表的な彫刻作品をモチーフにしたブローチを販売いたします。
(左から時計回り)
「WAVING FIGURE」(白) 「WAVING LADDER」(白) 「LANTERN」(銀) 「LANDSCAPE」(金)
「タイトル不明(みかづき)」(金)
デザイン: 全8種
色: 金、銀、白パール
各¥19,000(税別)
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