humanité lab vol.
38 高橋久美子展 TAKAHASHI Kumiko "self-frame"
2011.3/14(月)-3/19(土) 会期中無休 10:30-18:30
<作者コメント> 幼いころよく家族で遠くに出かけるときの長い車中で、車の窓から遠くを眺めると車酔いをしないよと母に言われ、よく流れていく遠くの風景を見ていたという思い出があります。それは今でも癖になっていて、そのころから風景を見ること、特に窓から見ることに関心を持っていることに気づきました。それは、例えば動かない景色の中で全くその風景と関係のない何かについて考えたり、単純にきれいな風景も確かにそこに存在しているのだと感じていたりすることである。じっくりものを観察して、じっくり絵に向かっていきたい、そこに絵の具の層と時間の層が重なり、絵が完成していく。その過程そのものが私にとって重要な要素であると思っている。 絵の対象になるものはそのときにいいと思った花などを風景の中からピンポイントで描いています。私は、なるべくそのときに見た風景の空気感のようなものを絵だけではなく絵から広がる空間から表すことができたらと考えています。
<展示内容> 綿布やポリエステル布地に油彩(石膏下地)やアクリルで描いた作品を約13点展示
<展覧会概要> humanité
lab vol. 38 高橋久美子展 TAKAHASHI Kumiko "self-frame" |
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