〈作家コメント〉
制作にあたって私は、現代の問題を表現することを、今を生きる者の使命と考えている。地球規模の自然破壊が起こり始めた2017年頃折鶴シリーズを開始する。日本人の暮らしの知恵、自然と共に生きる生活の豊かさは伝統的生活習慣の中にあらことを改めて認識した。
又、東洋の伝統的表現の中にある抽象性は広い宇宙との繋がりを感じている。
折鶴シリーズに、計り知れない自然との調和への思いを込めて制作している。
見てくださる方が、絵と対話を呼びおこせたらと願う。
>>
作家ウェブサイト
越川 君代 KOSHIKAWA Kimiyo
1937年千葉県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。1964~75年新槐樹社展、1997~2008年コンテンポラリーアートフェスティバル(埼玉県立近代美術館)、2006~12年国際インパクトアートフェスティバル(京都市美術館)。2019年初個展[デジタル画集出版記念](ギャラリー日比谷、東京)。1975年成城美術研究所設立、現在無所属。
|
「ORIZURU・WAシリーズ No. 4」
2024
油彩、キャンバス
116.7×233.4cm

「ORIZURU・WAシリーズ No. 1」
2024
油彩、キャンバス
116.7×116.7cm
|