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[ B1F ]  展覧会 :: EXHIBITIONS

humanité bis
上岡ひとみ展 UEOKA Hitomi
―Melting Time―
2024.3.25(月)‐3.30(土)
会期中無休 10:30-18:30(最終日17:00)

〈展覧会テーマ〉

展覧会では「命の起源の神秘性、そしてそれを人為的に作り出す行為とは何なのか」 ということに焦点を当て、作品に落とし込みたいと考えております。一昔前では諦めていたことが、医学や化学技術の進歩によって明らかにされ、可能性を広げてく れている。そのような角度からこの社会を見ると、この社会には希望が溢れているのだと考えるようになりました。人間の欲望、願望は研究によって常に進化し、命の神秘性をも作り出すことができる。人間が奇跡や偶然を作る行為とはどのようなことなのだろう。生命の源のような米や麦の繊維を原料に作品をつくってみたいと考えました。

 

〈展示構成〉

壁面作品は自身の工房周辺の水田で採取したコシヒカリの稲藁でできています。立体作品は工房周辺の麦畑で採取した麦藁できています。水中に原料を溶かすと、稲や麦が生命を宿したように動き周りました。この2 種類の繊維を原料として展覧会を構成しています。

 

 

上岡 ひとみ UEOKA Hitomi

1983 埼玉県生まれ
2006 女子美術大学大学院美術研究科美術専攻立体アート学科紙・繊維専攻修了
[主な展覧会]
2003 「愛・地球博全国和紙ペーパーアート展」
2004 「上岡ひとみ展」 アートコテージパピルス、神奈川
2006 「なかよ紙展」 埼玉伝統工芸会館、埼玉
2015 「Cabinet Da END」 ギャラリーDA END、パリ
「5 different land scapes」 EPICIENTRO ART、ベルリン
「Le Papier souffre tout」 シテ国際大学都市、パリ(笹川日仏財団助成)
「Hitomi Ueoka 展」 Geoff Stern Art space、ベルリン
2016 「筑後アート往来」アーティスト・イン・レジデンス 福岡
2018 「おかえり筑後展」 九州芸文館、福岡
2021 「国際交流彫刻展」 女子美ガレリアニケ、東京
2022 「KOBO #4」 いりや画廊、東京
2023 「Paper and Fiber」 天王洲セントラルタワーアートホール、東京
[受賞]
2003 「和紙のしごと大賞」〈奨励賞〉('04、佳作)
2014 大村文子基金女子美パリ賞
2016 「アマテラスミニペーパーアートコンペティション」 ブルガリア 〈グランプリ〉
上岡ひとみ UEOKA Hitomi
「Pink windows」(部分) 2024

「Pink windows」(部分)
2024
稲藁、ロープ、蘇芳、コチニール
180.0×90.0cm×4枚

 

上岡ひとみ UEOKA Hitomi
「Needle」 2023

「Needle」
2023
稲藁、蘇芳、WAX
360.0×50.0×50.0cm

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