〈作家コメント〉
テーマ「神話の生まれる場」
このテーマは、人と自然の関係性、社会(集落)の構築、文化(文明)の生成を神話論から感知出来ないだろうかという好奇心から始めました。
作品は以前からのコンセプトで、「一見無関心な裸形の関係」の延長になります。モノ派ではないが、一見関係性の希薄なモノとモノが出会うことで、新たな意味性の創出を図る事にあります。また、今回、新たな試みとして、彫刻をタブローに見立て、全身に抽象表現主義的なテクスチャーを施して仕上げた事です。
「new figurative sculpture」のつもりです。
前原 ヨシノブ MAEHARA Yoshinobu
1956 |
生まれ |
[主な個展] |
2009 |
「杜の景」 久我記念館、福岡 |
2011 |
「杜の面影」 福岡アジア美術館、福岡 |
2013 |
「ODYSSEY DEMENTIA MELANCHOLIA」 福岡アジア美術館、福岡 |
2022 |
「はじまりの特異点」 ギャルリー東京ユマニテbis、東京 |
[主なグループ展] |
1982 |
「第2回九州現代彫刻展」 石橋美術館、福岡 |
1986 |
「九州アートナウ選抜展」 石橋美術館、福岡 ('89) |
1987 |
「阿蘇野外彫刻展」 熊本県阿蘇町 |
1988 |
「九重高原野外彫刻展」 大分県九重町 |
1989 |
「アジア太平洋博覧会」 福岡県福岡市 |
2013 |
「津屋崎現代美術展」 旧玉乃井旅館、福岡 ('15) |
2015 |
「UBEビエンナーレ 現代日本彫刻展」 山口県宇部市 ('19, '22) |
2019 |
「宮崎国際現代彫刻・空港展」 宮崎ブーゲンビリア空港、宮崎 |
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映像(インスタレーション部分)
230.0×60.0×40.0cm
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