「画廊からの発言 新世代への視点2020」は、銀座・京橋を中心とした8画廊が各々に推薦する新鋭作家の個展を同時開催する企画です。今回、ギャルリー東京ユマニテはカサハラメイ(b.
1996)を紹介いたします。昨年春に筑波大学を卒業し、同時に当画廊で初めての個展を開催。現在は仙台を拠点に制作活動を続けています。
カラフルな色彩で構成された緊張感のある画面。カサハラは日々生活する中でふと見た風景や、もののかたちを選び出し、それらにパースを加えることで新たな景色を正方形の画面に作り上げていきます。さらに、色彩は必ず3色に限定され、最小限の形と色の組み合わせは、見るものの記憶を呼び覚まし、新たなステージへ、そして多様性のある存在へとイメージは広がっていきます。
前回の個展では60cm四方の作品約50点が壁面を覆いつくし迫力ある展示となりましたが、今回は130×130cmの大作や小作品も加わり、新たな展開を見せてくれます。ギャルリー東京ユマニテでは昨年に続いて2回目の新作展となります。今回もお見逃しなく是非ご高覧下さい。
〈作家コメント〉
日常の中で見えた、自分がいいなと思ったかたちをトレースし、自分の選んだ色で描いています。
かたちのきっかけとなったモチーフは存在しますが、作品においてそれは関係ありません。ただ見えたかたちだけを描き出しています。作品を見た人が「なんかこれいいな」というものを見つけてもらえれば嬉しいです。
>> カサハラ メイ 略歴
〈以前の展覧会〉
humanité bis
カサハラ メイ展 KASAHARA Mei
「figure」
2019.3.11(月)‐3.16(土)
〈画廊からの発言 新世代への視点2020〉
本展は、銀座・京橋を中心とした8画廊の共同開催によるもので、各画廊が推薦する40歳以下の新鋭作家の個展を同時期に行う企画です。1993年に始まり、今回で21回目を迎えます。参加画廊、作家情報、イベントの詳細はウェブサイトをご覧ください。
主催:東京現代美術画廊会議
【トークイベント】
出品作家の作品紹介とともに、現在の日本美術界の動向をお話いただきます。
登壇者: 五十嵐卓(SOMPO美術館学芸員)、出品作家
進行: 上田雄三(ギャラリーQ)
日時: 2020年7月27日(月)17:00-18:30
会場:
銀座洋協ホール(東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル6階)
定員: 先着50名
予約受付: 各参加画廊にて受付
締め切り: 7月20日(月)
新型コロナウイルス感染防止のため、来場者はマスクの着用をお願いします。
緊急事態宣言が発令された場合は中止いたします。
【スタンプラリー】
8画廊全てのスタンプを集めた方には3つの特典をプレゼント!
- 「新世代オーディエンス賞2020」観客が選ぶアーティストの作品を1名様にプレゼント
- [新世代への視点2020」期間中に購入された出品作品の代金を10%割引
- 先着200名様にドリンク1本プレゼント
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