「コラボレーション：岡本敦生＋野田裕示」　2000年　ギャルリー東京ユマニテ会場風景
Collaboration: OKAMOTO Atsuo + NODA Hiroji, 2000, installation view at Galerie Tokyo Humanité

石彫の岡本敦生、画家の野田裕示によるコラボレーション展は1996、2000、2004年と3回にわたってギャラリー山口、ギャルリー東京ユマニテで同時開催。その間、愛知県美術館での展示などを経て2005年には宇部市野外彫刻美術館（山口）での「第21回現代日本彫刻展」で毎日新聞社賞受賞。さらに2012年国立新美術館で開催された野田裕示の大規模な個展にも出品するなど注目を集めました。

今回は常設展示として2000年に発表したBOX型の作品を中心に展示いたします。是非ご高覧下さい。

岡本敦生（おかもと・あつお）

1951年広島生まれ。1977年多摩美術大学大学院彫刻科を修了後から作品発表を始め、中原悌二郎賞優秀賞、ヘンリー・ムーア大賞などを受賞。その後も国内外の展覧会へ出品し、シンポジウムなどにも参加。野外彫刻なども数多く手掛けています。近年ではイギリス各地でのシンポジウム、個展も行なうなど発表を続けています。

野田裕示（のだ・ひろじ）

1952年和歌山県生まれ。1976年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。翌年、当時現代美術の先駆的画廊であった南画廊（東京）で初めての個展を行い、そのダイナミックな作品は注目を集めました。その後も国内外の美術館、画廊で発表を続け、2001年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2012年には国立新美術館（東京）で大規模な回顧展が開催され、以降も精力的に発表を続けています。