「記憶」は当人の頭脳の中、心の中に在り直接他人が見ることはできない。しかし「記録」は、他者が認識可能な「物」として存在する。ところで、バーコードは一種の暗号だからそれを解くキーが無ければ意味のない単なる形である。それ故にそれは正に純粋な抽象絵画だ。興味深い抽象の世界である。
1945 |
岩手県盛岡市生まれ |
1961 |
美術家・村上善男に師事 |
[個展]
画廊なかむら(岩手)、サトウ画廊(東京)、椿近代画廊(東京)、ギャラリー檜(東京)、ギャラリー彩園子(岩手)、星耕茶寮(岩手)[100年前の南部曲家と現代美術(3ヶ月のロングラン個展/夜明けから日没まで)]、村松画廊(東京)、アートステーションギャラリー(岩手)、ギャルリー東京ユマニテbis(東京)
[グループ展] |
1964 |
「モダンアート展」 東京都美術館(東京) |
1965 |
「モンタン美術賞展」 川徳画廊(岩手) 〈一席受賞〉(審査・中原佑介) |
1966 |
「美術文化協会展」 東京都美術館 ('67, '68) |
1968 |
「美術文化選抜展」 東京セントラル美術館(東京) |
1970 |
「錯誤'70」 横浜市民ギャラリー(神奈川)、サトウ画廊
「日本の肖像」 サトウ画廊 |
1972 |
「……以後」 村松画廊 |
1975 |
「第1回東京展」 東京都美術館 |
1977 |
「京都アンデパンダン展」 京都市美術館(京都) ('78)
「第13回現代日本美術展」 東京都美術館、京都市美術館
「第1回日本現代版画大賞展」 松屋銀座(東京)
「神奈川版画アンデパンダン展」 神奈川県民ギャラリー(神奈川) (以降1983年まで毎年出品)
「アーティストユニオンシンポジウム」 東京都美術館 ('78, '79, '80, '81) |
1979 |
「メディアの試み 〈複製メディア〉展」 川崎市民ギャラリー(神奈川)
「人形館」 池袋サンシャインシティ・アルパ(東京)、名古屋セントラルパーク(愛知)
「東北現代作家展」 福島文化センター(福島) |
1980 |
「ITALIAN SPRING FESTIVAL」オーストラリア、パース
「現代芸術'80展 『確認から未確認へ』」 大阪府立現代美術センター(大阪) |
1981 |
「第1回国際野外美術展」 ブラジル ('82)
「CORRESPONDENCE – 1」 ギャラリー檜
「CORRESPONDENCE – 2」 ルナミ画廊(東京) |
1982 |
「第4回現代版画コンクール展」 大阪府立現代美術センター
「"High-SENSU展" 扇子による現代美術」 日本、ホノルル、サンフランシスコ、カナダ
「反核平和ポスター展」 渋谷パルコ(東京)
「第3回日本グラフィック展」 渋谷パルコ パート3
「CABO FRIO 国際版画ビエンナーレ展」 ブラジル |
1983 |
「日豪交流美術展'83」
「埼玉・美術の祭典'83」 埼玉県立近代美術館(埼玉) |
1984 |
「寺山修司祭」 青森県弘前市 |
1990 |
「アクリラート展」 目黒区美術館(東京) |
1991 |
「第4回FROM A THE ART展」 青山キーウエストギャラリー(東京) 〈宣伝会議特別賞受賞〉
「アートフェスティバルMITO 10月展」 水戸芸術館(茨城) |
2002 |
「馬場彬へのオマージュ展」 日辰画廊(東京)、'04 井上画廊(東京)、'06 ギャルリー東京ユマニテ |
2008 |
「ギャラリー彩園子の30年展」 ギャラリーおでって(岩手)、ギャラリー彩園子 |
2014 |
「HINOKI ANNUAL 2013-2014」 ギャラリー檜 |
2015 |
「放射する視座」 東京芸術劇場地下ギャラリー(東京) |
2017 |
「村上善男とその弟子達展」 田中屋画廊(青森) |
[写真による「記憶と記録」] |
1981 |
サトウ画廊クロージングパーティ |
2015 |
「絵画者 中村宏展」 浜松市美術館(静岡) ポートレート |
2018 |
「戦後美術の現在形 池田龍雄展-楕円幻想」 練馬区立美術館(東京) ポートレート |
他、多数の交友記録がある。 |
[その他の活動] |
2003 |
図録編集、会場構成/「島木律回顧展」 東京芸術劇場 |
2007 |
舞台美術/独歩プロデュース公演 別役実・作「受付」 シアター風姿花伝 |
2009 |
装丁/鎌田神爾著『望郷の虹 寺山修司青春譜』(未知谷) |