安井寿磨子(やすい・すまこ)は大阪府生まれ。1982年大阪芸術大学美術学科卒業後、銅版画を数多く制作し、関西を中心に定期的に個展やグループ展で発表を続けています。
安井の銅版画は繊細なエッチングに、色彩は全て一枚ごとにパステルで彩色された作品で童画のようなやさしい画面が特徴です。その幻想的で温かみのある作品は村上龍、藤本義一、池上永一などの本にも使われ、また新聞の挿絵や本の装画にも多く使われています。さらに近年は絵本の執筆なども行い、多方面で活躍し多くのファンを魅了しています。
本展は当画廊にて2年ぶりの新作展となります。お馴染みの色彩豊かな銅版画のほかに、今回は軸装された縦長の作品や、ドローイング、オブジェなど約20点の展示となります。この機会をお見逃しなく、どうぞ是非ご高覧下さい。
>> 安井寿磨子 略歴
〈以前の展覧会〉
安井寿磨子展 YASUI Sumaco
2016.2.15(月)‐2.27(土)
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「スキップ」 2018
銅版画、手彩色
Skip
Etching, aquatint, pastel
36.5×53cm ed.30
「春を縫って」 2018
銅版画、手彩色
Threading Spring
Etching, aquatint, pastel
φ55cm
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