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吉仲太造 初期デッサン展 YOSHINAKA Taizo Early Drawings 2018.5.7(月)‐5.26(土) 日曜日休廊 10:30-18:30
吉仲太造(よしなか・たいぞう/京都生まれ、1928-1985)は早くから画家として活動を始め、上京後は戦後のアバンギャルド芸術運動で活躍した岡本太郎、池田龍雄らと交流。タケミヤ画廊、サトウ画廊(東京)での展示、「読売アンデパンダン展」、「現代日本美術展」(東京都美術館、1968)、「日本国際美術展」「サンパウロ現代美術展」(1974)などに出品。没後には渋谷区立松濤美術館(東京)、京都市美術館(共に1999年)で大規模な回顧展が開催されました。さらに近年、アメリカ、ヨーロッパなどで戦後日本前衛美術の再評価が進む中、その一人として注目を集めるようになりました。
吉仲の代表的な作品は60年代から始まる新聞紙にボタン、カミソリ、ゴム板、釘などをコラージュした抽象的な作品の他に、晩年はそれまでの要素をそぎ落とした白い画面の作品へと移行し、独自の世界を発表し続けました。
今回は、吉仲が上京した1952年(当時24歳)に描いた画帳から30数点を展示いたします。荒々しいまでに情熱溢れる初期の貴重なデッサン。是非ご高覧下さい。
「自画像」 1952 鉛筆、紙 Self-portrait Pencil on paper 36.2×26.5cm
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