<作家コメント> 
              作品制作にいきづまった時、その一日の終わりに、何気なく描いてみた小さな自画像。そこに、心の安まりを見つけ、毎日描くことにしました。まずは、50枚、つぎは100枚、さらに365枚、そして3,650枚と描いたら、なにかが見つかるだろうか、そんな思いとともにつづけてみました。見えるものをそのまま描く、その日のうちに描き終えて、結果がどうあれ、後日手を加えない。というルールを作り実行しました。その時間は、瞑想であり、心の癒しであり、また、記録、鍛練の時間でもあり、自分自身と上手くやっていける平和な時間帯でした。 
                
                
			  エバソールノリコ Noriko Ebersole 
			  1949年群馬県安中市生まれ。1973年、女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業。1977年に渡米、現在にいたるまで、アメリカ在住。1997年、シカゴアートインスチィテュート大学院ペインティング&ドローイング専攻卒業。1997年以来、主に、企画画廊及び大学付属ギャラリーにて、アメリカ各地及び東京で、グループ展、個展を開催。 
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                「一日一枚自画像3,650日」 
                2003,2005-2013 
                グラファイト、紙 
                各12.7×x 8.9cm 
                
              「一日一枚自画像170日」 
              2011年11月15日~2012年5月22日 
              グラファイト、紙 
              各12.7× 8.9cm |