<作家コメント>
石を素材として「内包する形」を制作しています。
静かに積もった雪のように中に何かを抱えている形状は、内側の気配や存在を醸しています。
とても長い時間をかけて生成される石は、大地そのものであると同時にまさに時間の象徴です。
そして私たちは、生まれてから現在までの時間を、記憶や思考として自身に蓄積させています。
堆積した時間を、目に見える形に留めておきたいと考えています。
天野 浩子 AMANO Hiroko
1984 |
神奈川県生まれ |
2007 |
女子美術大学芸術学部立体アート学科卒業 |
2009 |
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了 |
[展覧会] |
2008 |
「STONE ROAD展」 韓国、ソウル |
2009 |
「石彫のつどいシンポジウム」 岐阜 ('10, '11)
「玉川学園原っぱ彫刻展」 東京 ('13) |
2010 |
「神奈川県美術展」 神奈川 |
2011 |
「横浜の森美術展」 神奈川 ('12, '13)
「台湾国立東華大学パブリックアートプロジェクト」 台湾、花蓮 |
2012 |
「Derby展」 GALLERY KINGYO、東京 ('13) |
2013 |
「金谷アートクロッシング」 金谷美術館、千葉
「Open The Door展」 山陽印刷株式会社、神奈川 ('14) |
2014 |
「With HWD展」 ギャラリーせいほう、東京
「Stone and Women展」 いりや画廊、東京 |
2015 |
個展「a sleety day」 いりや画廊、東京
「ART SESSION TSUKUBA」 茨城
「Accumulate Vol.2展」 JINEN GALLERY、東京 |
|
sleet 2016
小松石
43×60×55cm
heart 2015
砂岩
11×14×13cm
|