<作家コメント>
「passing」 過ぎ去って行くこと。あったもの、無くなったもの、あらわれるもの。
それは作品制作過程でも繰り返されます。箔は置かれ、またはがされ、その下地には、草原(くさはら)、海浜、流水などの絵が描かれていて、その上に銀箔の置かれたガーゼがカバーされています。
風景は箔のすき間から、過去の姿をのぞかせます。過去は存在し、現在もあり、また無いのです。
長谷川 久恵 HASEGAWA Hisae
大阪生まれ
武蔵野美術大学油絵科卒 |
[展覧会] |
1965 |
「第1回ネオ・アンデバンダン・フェスティバル」 岐阜 |
1967-69 |
個展 信濃橋画廊、大阪 |
1977 |
個展 Alverno college Art Gallery, Milwaukee、アメリカ |
1982 |
個展 Harvard 大学 Yenching Library, Boston、アメリカ |
2001 |
個展 ギャラリー砂扇、東京
「Art into The Hospital」 銀座医院、東京 |
2002 |
個展 ギャラリー・イノウエハウス、東京 ('04) |
2003 |
個展 始弘画廊、東京 ('05) |
2006 |
個展 Gallery YORI、東京 |
2008 |
個展 クラインブルー、東京 ('12) |
2011 |
個展 Shonandai MY Gallery、東京 ('13) |
2014 |
「Contemporary Art Fair Brussels」 |
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「passing I」 2014
銀箔、ガーゼ、アクリル、染料、紙、パネル
100×160cm
会場風景
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