ギャルリー東京ユマニテが若手作家を紹介する実験的な展覧会humanité
lab。今回は多摩美術大学大学院在籍の北川香乃花(きたがわ・このか)を紹介します。
ちょっと懐かしいスタイルのファッションに身を包む、ほのぼのとした雰囲気の女性。ワンピースからはキノコが生えていたり、袖からはケーキのロウソクに火が灯っていたり。実はこれらの女性は全て北川自身がモデルとなった自画像です。ほぼ等身大の作品は写真と見間違うほどのリアルさを持って佇んでいます。現代の女性が抱える様々な問題や境遇を抱えつつも軽やかに歩んでいく彼女たち。北川の不思議な存在感、是非ご期待ください。
<作家コメント>
色や形など自分らしいものを選んで集めた古着。手に入れることが出来ない憧れの高貴なドレス。服と自分をテーマに、服から連想されるイメージで作品を描いています。
楽しげな模様、スパイスになる小さなものを大切にしています。
北川 香乃花 KITAGAWA Konoka
1990 |
東京都生まれ |
現在 |
多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻在籍 |
[展覧会] |
2012 |
「よむ よむ ふむ」 GALLERY NIW、東京 |
2014 |
「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」 国立新美術館、東京 |
[受賞] |
2013 |
第23回佐藤国際文化育英財団奨学生 |
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