<作家コメント>
空想世界
いつか、こんな世界が訪れたら。
人は想像に酔う。
しかし、そこには夢と相反して、世界の終焉が存在する。
幻想的な海底都市は、水没した世界と同様である。
空想か現実か。
同一で相反する世界を制作する。
今回、新しい試みとして漆と緑青を用いた平面作品を展示します。漆の独特な艶と緑青の美しく儚い表情をご覧いただければと思います。
豊海 健太 TOYOUMI Kenta
1988 |
大阪府生まれ |
2013 |
金沢美術工芸大学美術工芸学部工芸科卒業 |
現在 |
金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科工芸専攻在籍
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[展覧会] |
2012 |
「五話展」 ギャラリー東山、石川 |
2013 |
「漆芸の未来を拓く
‐生新の時2013‐」 石川県輪島漆芸美術館、石川
「漆芸感覚 ‐現代美術と工芸の狭間で‐」 第二回金沢・世界工芸トリエンナーレ サテライト、山ノ上ギャラリー、石川
「次世代工芸展」 京都市美術館、京都
「かなざわ燈涼会2013」 浅野川工芸回廊、石川 |
2014 |
個展 ギャルリー東京ユマニテbis、東京 |
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「world -salty desert-」 2012
漆、麻布、螺鈿、金箔、ガラス玉、時計部品、塩 他
80×100×60cm
「world -sex-」 2009
ペン、水彩絵具 38×54cm |