<作家コメント>
漆の艶や透過性という素材の魅力と
塗り重ねる、研ぎ出す、吸上げるなどの技法の特徴を用い
表層だけでなくその奥に広がる内面世界をもつくりだし
その中での現象を模様によって表している
一見静かで穏やかな表層の奥には無限に広がる世界があり
そこには混ざり合い廻り続ける流れがある
そんな相反する2つの世界を持つ掴みどころのない妖しく幻惑的な漆表面を追求しています
岡 知代 OKA Tomoyo
1986 |
山口県生まれ |
2009 |
金沢美術工芸大学工芸科卒業 |
2011 |
金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修了 |
現在 |
金沢美術工芸大学大学院博士後期課程美術工芸研究科工芸領域漆芸分野在籍 |
[展覧会] |
2006 |
国民文化祭やまぐち子供夢プロジェクト「休校美術館」 山口 |
2009 |
日本漆工奨励賞受賞
「生新の時2009 若者たちの漆芸」 石川県輪島漆芸美術館、石川 |
2010 |
「金沢燈涼会 浅野川工芸回廊」 石川 |
2011 |
「漆芸の未来を拓く―生新の時2011」
石川県輪島漆芸美術館、石川
「漆展―新しい漆のかたち―」 伊丹工芸センター、兵庫 |
2012 |
「国際漆展・石川2012」
入選
個展 「岡知代 漆展」 GALLERYアルトラ、石川
「会津・漆の芸術祭2012~地の記憶 未来へ~」 金沢美術工芸大学大和川酒蔵良志久庵プロジェクトチーム、福島 |
2013 |
金沢美術工芸大学博士後期課程研究制作展「起動/プロセス」
金沢美術工芸大学アートギャラリー、石川 |
<展覧会概要>
humanité bis
岡知代展 「漆表面―表層と内面世界―」
Tomoyo Oka Solo Exhibition "URUSHI SURFACE -The outer layer
and the internal world-"
2013.7.1(月)‐7.6(土) 会期中無休 10:30-18:30(最終日18:00)
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「Bottom01」 2012
漆、豆腐、アルポリック 変塗
180×120×0.3cm
「Bottom02」 2012
漆、豆腐、アルポリック 変塗
180×120×0.3cm |