名古屋を中心に精力的に発表活動を行う久米亮子の新作展です。今回は東京での4年ぶりの個展でアクリル、キャンバスの作品約10点を展示いたします。是非ご高覧下さい。

 

＜作家コメント＞

絵画における色と形を可能な限り純化し、余分なものを削ぎ落として行く中に私の美学があります。 目に見えるものの背後から流れ出る豊かなエネルギーを、キャンバスの表面に取り込む為には、画面が単純明快ではあってほしい。そして、そのエネルギーとは植物が成長していく様や水の流れ等、生命の循環に関するもので、癒しの力と覚醒の力の両方があると感じています。 時には花の一瞬の細部のようであり、また時には永遠に続く広大な風景のようでもあり、常に部分と全体の両面を感じさせ、見る側の想像力を掻き立てる、そんな抽象的世界を描き続ける事が理想です。

 

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＜展覧会概要＞

humanité lab vol. 45　久米亮子　KUME Ryoko　"another friend"
2012.8.23（木）‐9.5（水）　日曜日休廊　10:30-18:30