GALERIE Tokyo Humanité ギャルリー東京ユマニテ

宮崎 進 展 MIYAZAKI Shin
2005年6月2日(木)-6月18日(土)
10:30 - 18:30

宮崎進と展覧会について
宮崎進は自身が体験した、大戦後のシベリア抑留を原点として、常に内面的な心象風景を制作し続けています。しかしながら、それらの作品は暗く重苦しいものではなく、生命賛歌ともいうべき人間臭さ、愛情、情熱に溢れ、生の根源に迫ろうとするものです。宮崎は現在83歳ですが、今も尚、精力的に制作を続け、2002年の横浜美術館での大規模な回顧展では、油彩や立体の大作、ドローイングなどを発表し、その圧倒的な作品群が記憶に新しいところです。 
 また、昨年はサンパウロビエンナーレ(ブラジル・サンパウロ)に、国別参加部門の日本代表として参加しました。 近年、国際展の日本代表は若手作家が台頭している中、本展では多くの経験を積んできた宮崎が3,2 x 2,8m、2m x 4m の油彩大作の他、立体の新作を出品しました。世界中から多くの作家が出品する中、宮崎の作品は独特の存在感を持って観客に提示され、好評を博しました。

 当画廊では昨年に引き続きの個展になりますが、サンパウロ展以降の新作を中心に、近作の油彩、立体、ドローイングなどを展示いたします。年々意欲的に制作を続け、独自の世界を繰り広げる宮崎進の新作を新しい空間で是非ご高覧下さい。

展覧会名 宮崎 進 展 MIYAZAKI Shin
会   期 2005年6月2日(木)-6月18日(土) *日曜日休廊 10:30-18:30

会  場 ギャルリー東京ユマニテ
      〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F
      tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306

      ※地下鉄銀座線京橋駅下車⑥番出口から徒歩1分

問い合わせ先
     ギャルリー東京ユマニテ 担当:金成(かなり)
     tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306
     (e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp

※画像の用意がございます。必要な際はご連絡下さい。

サンパウロビエンナーレ展示風景


● 宮崎 進 略歴

1922 山口県徳山市生まれ
1942 日本美術学校卒業
1945-49 終戦後ソ連軍の捕虜となりシベリアに抑留
1972-74 パリ滞在
1981 多摩美術大学油画科教授就任 (-1992)
1994 「宮崎進展」下関市美術館、平塚市美術館他巡回
1998 第48回芸術選奨文部大臣賞受賞 
1999 「宮崎進の世界展」山口県立美術館
2002 「宮崎進展 よろこびの歌を唄いたい」横浜美術館
2004 「サンパウロビエンナーレ」(ブラジル・サンパウロ)国別参加部門の日本代表として出品
    その他、国内外の個展、グループ展多数。
    現在、多摩美術大学名誉教授、多摩美術大学美術館館長

宮崎進 関連情報 2004.9 2004.2 2003.11 2001.7 1999.10 1999.2

お問い合わせは humanite@js8.so-net.ne.jp

展覧会情報へ

GALERIE Tokyo Humanité ギャルリー東京ユマニテホーム