humanité lab vol.21 エディソン・オソリオ・サパタ展
edison Osorio Zapata solo exhibition
2007.12.17(月) - 12.22(土) 会期中無休 10:30-18:30
エディソン・オソリオ・サパタは1970年ベネズエラ生まれ。青年時代をオーストラリアで過ごし、シドニー大学、キャンベラアートスクールで陶芸とガラス工芸を学びました。2004年に来日し、今年、多摩美術大学大学院ガラス陶芸研究室を修了。在学中の作品はオーストラリアのRanamok
Glass Prize やドイツ、アメリカが主催するNew Glass Magazine などを受賞。
現在は名古屋芸術大学の特別研究員として名古屋を拠点にオーストラリア、アメリカなど国内外で活動をしています。
彼は、日本では相容れない素材であるガラスと陶を、まるで同じ素材であるかのように見事に同化させ、5mもの存在感のある立体作品として私たちに提示します。そこには、作品本来が持つ力強さと、美しさ、さらには異なる文化を持つ人間同士の根本的な相違と認識が改めて感じられるのではないでしょうか。
東京では初めての個展となる今回。どうぞ是非ご高覧下さい。
作家からのコメント
「カルチャーフィルター」
外国人が新たなコミュニティで経験する、文化の「同化」と「孤立」-なかでもコミュニケーションをするにあたっての苦労に-私は関心を持っています。各コミュニティにおける理解の相違を見ることによって、情報が、文化間の違いを通してフィルター(濾過)されるのを観察しました。
そのことから「カルチャーフィルター」というタイトルをつけました。このフィルターされるプロセスを表す、物理的な形をとった独自の比喩作品を作りました。それがガラスの煉瓦ウォールです。ガラスと粘土煉瓦の組合せが、観察を可能にする、またはそれを妨げる、スクリーンの役割を果たしています。スクリーンは視界を拡散し歪めるために用い、それが曖昧で複雑なイメージを生み出します。
展覧会名 | humanité lab vol.21 エディソン・オソリオ・サパタ展 edison Osorio Zapata solo exhibition |
会期 日時 | 2007.12.17(月) - 12.22(土) 会期中無休 10:30-18:30 |
展示内容 | ガラス、粘土、土、藁による立体作品 500cm x 170cm x 15cm |
会場 | ギャルリー東京ユマニテ 〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F ※地下鉄銀座線京橋駅6番出口から徒歩1分 |
問合せ先 | ギャルリー東京ユマニテ tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306 (e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp |
1970 | ベネズエラ生まれ |
2003 | オーストラリア国立キャンベラアートスクール卒業 |
2007 | 多摩美術大学大学院工芸学科ガラス専攻修了 |
現在 | 名古屋芸術大学特別研究員 オーストラリア、日本を中心に作品を発表 |