菅野由美子展 Yumiko SUGANO
2007/ 4/ 23 (月) - 4/ 28 (土)
菅野由美子は1960年東京生まれ。東京造形大学在学中に作品の発表を始め、’86年のシドニー・ビエンナーレ、’89年 の「第3回アジア美術展」(福岡市美術館、横浜美術館、韓国国立現代美術館巡回)などの他、数多くの国内外の展覧会に参加。80年代前半から女性美術家が流行的に台頭したいわゆる<超少女>の一人として注目を集めました。
“four things_1”2005油彩 29.7x56.8cm
当時、菅野は木、鉄、粘土などを用いたコンセプチュアルな立体作品を発表していましたが、1992年の個展を最後に作品の制作を中断していました。
そしてこの3年ほど前から、自身の身の回りにある小さな置物などを油彩で丁寧に描く仕事を再開。今展覧会は以前の立体作品から一転、古典的な油彩の小品を展示いたします。15年ほどのブランクがある菅野ですが、現時点での彼女の等身大の作品を発表する実験的な展覧会になります。1週間の短い会期ですが、どうぞ是非ご高覧ください。
“Nepalese bottle” |
“two things_4” |
<作家からのコメント>
作為、意図、あるいは表現というようなものを極力排しながら、淡々と、普通に、ものがそこにあるさまを描きたい。
<展示内容> 油彩画 小品を中心に15点前後
展覧会名 | 菅野由美子展 |
会期 日時 | 2007/ 4/ 23 (月) - 4/ 28 (土) 会期中無休 10:30-18:30 |
会場 | ギャルリー東京ユマニテ 〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F ※地下鉄銀座線京橋駅6番出口から徒歩1分 |
問合せ先 | ギャルリー東京ユマニテ tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306 (e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp |
1960 | 東京に生まれる |
1984 | 東京造形大学絵画科卒業 |
1984‘85‘87‘91 | かねこ・あーとG1(東京) |
1986 | ギャラリー+1(東京) |
1989‘92 | 東京画廊(東京) |
1982 | 「弱アルカリ展」神奈川県民ホールギャラリー(横浜) |
1983 | 「K・A・M・I・Y・O」神奈川県民ホールギャラリー(横浜) |
1985 | 「第五回ハラアニュアル」原美術館(東京) |
「The Figurative lmpulse」ウォーカーヒル・アートセンター(ソウル) | |
「さまざまな眼‐4」かわさきIBM市民ギャラリー(川崎) | |
「都市に隠れた動物たち」大阪府立現代美術センター(大阪) | |
1986 | 「第6回シドニー・ビエンナーレ」NSW Art Gallery(シドニー) |
1987 | 「第2回犀川アートフェスティバル」信州新町美術館(長野) |
「第23回今日の作家展」横浜市民ギャラリー(横浜) | |
1988 | 「手で見る美術展」有楽町西武アートフォーラム(東京/他) |
「TAMA VIVANT‘88‐世界の模型」シブヤ西武シードホール(東京) | |
1989 | 「第3回アジア美術展」福岡市美術館(福岡)/国立現代美術館(韓国)/ 横浜美術館(横浜) |
1990 | 「観念の刻印展」栃木県立美術館(宇都宮) |
1991 | 「ZONES OF LOVE」東高現代美術館(東京)/ 西オーストラリア美術館(パース/他) |
1992 | 「ZONES OF LOVE」シドニー現代美術館(シドニー/他) |
1997‐8 | 「ISLAS/ISLANDS」Centro Atlantico de Arte Modemo (Las Palmas de GranCanaria)/ Centro de Arte?La Granja″,Sala de Exposiciones?La Reco-va”(SantaCruz de Tenarife)/Centro Andaluz de Arte Contemporaneo(Sevilla |
2003 | 「ART TODAY 2003 吉澤美香 菅野由美子」 セゾン現代美術館(長野) |