神山 明 展 KAMIYAMA Akira New Works 2007
2007 / 1 / 15 (月) ー 2 / 3(土) 日曜、祝日休廊 10:30- 18:30
神山明は1953年、東京生まれ。東京藝術大学大学院修了後、現代日本美術展、サンパウロビエンナーレなどの出品し、その後も国内外の展覧会で発表を続けています。近年では2002年に相生森林美術館での個展、昨年は宇部市野外彫刻美術館での現代日本彫刻展に出品するなど、そのユニークな彫刻で日本を代表する彫刻家の一人といえます。
神山の作品は、杉材にオイルスティンで彩色され、小屋や塔、階段などを組み合わせたもので、その精巧な作品は遠い昔の記憶を思い出させる不思議な魅力に満ち溢れています。近年、神山はテーブル上にどこか懐かしい街の風景を再現させたような作品を発表してきました。今回の新作も2m大のテーブルのような形状に大きな街が繰り広げられます。
さらに、神山は「最近は、作品を制作する上で、人について思いをめぐらすようになった」といいます。今回の新作には、今までの杉材の作品だけではなく、初めて紙による大作も含まれています。その紙による作品は、人型をイメージさせますが、どこか神々しいまでの印象を与えます。
本展は、2m大と1m大の杉材を素材とした大作2点、紙による大作1点、その他、小品数点の展示となります。ギャルリー東京ユマニテでは4年ぶりの新作展となり、新しい空間での初めての発表となります。
新年最初の展覧会、是非ご高覧ください。
「街の影と人の影」 |
「言葉の違う国」 |
「かの」 2006 paper 190(h)x67x57cm |
「空の下で」 |
「強い光を浴びて」 |
「影のおちる時間-10月」 |
「影のおちる時間-12月」 |
「水の国」 |
「影の箱」 |
「言葉の箱」 |
「みめ」 |
「せ」 |
「生生」 |
展覧会名 | 神山明展 KAMIYAMA Akira New Works 2007 |
会期 日時 | 2007/ 1/ 15 (月) - 2/ 3 (土) 日曜日休廊 10:30-18:30 |
会場 | ギャルリー東京ユマニテ 〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F ※地下鉄銀座線京橋駅6番出口から徒歩1分 |
問合せ先 | ギャルリー東京ユマニテ tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306 (e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp |
■神山明 略歴
1953 | 東京に生まれる |
1975 | 東京芸術大学美術学部工芸科デザイン専攻卒業 |
1977 | 東京芸術大学大学院デザインの基礎造形及び理論専攻修了 |
1985 | ’87, ’90, ‘00 コバヤシ画廊、東京 |
1986 | ‘88 村松画廊、東京 |
1987 | ‘89 エスェズギャラリー(現島田画廊)、東京 |
1991 | ‘93 西村画廊、東京 |
1992 | ’99, ‘03 島田画廊、東京 |
1994 | ギャルリーユマニテ、名古屋 |
1995 | ‘98 ギャルリーユマニテ、東京 |
ミュゼウム・ハウス・カスヤ、横須賀 | |
2002 | 相生森林美術館 |
ギャルリー東京ユマニテ、東京 |
1981 | 第2回ヘンリー・ムア大賞展 佳作賞(彫刻の森美術館、箱根) |
1985 | 第7回エンバ賞美術展 優秀賞(エンバ中国近代美術館、芦屋) |
第18回現代日本美術展 佳作賞(東京都美術館/京都市美術館/北九州市立美術館) | |
1988 | 第8回ハラアニュアル(原美術館、東京) |
第17回日本国際美術展 佳作賞(東京都美術館/京都市美術館) | |
1989 | 第19回現代日本美術展 佳作賞・栃木県立美術館賞 |
(東京都美術館/京都市美術館/高松市美術館/広島市現代美術館) | |
第20回サンパウロビエンナーレ(サンパウロ、ブラジル) | |
1990 | 作法の遊戯 90年春・美術の現在(水戸芸術館) |
1992 | 他文化との遭遇-非ヨーロッパ現代美術展(カッセル/ハンミュンデン、ドイツ) |
1996 | 人工楽園 ARTIFICIAL PARADISE(佐倉市立美術館) |
1998 | 大阪トリエンナ-レ1998-彫刻 銅賞(マイドームおおさか、大阪) |
2002 | 東日本-彫刻 39の造形美(東京ステーションギャラリー) |
2003 | -詩想のかたち-現代彫刻との対話(北海道立旭川美術館) |
2005 | 第21回現代日本彫刻展(宇部市野外彫刻美術館) |