humanite lab vol.14 高梨裕理展

2006 / 12 / 18 (月) ー 12 / 26（火）　日曜、祝日休廊　10:30- 18:30　

　高梨は1970年生まれ。1995年から作品の発表を行い、近年ではアーティストレジデンスでメキシコやボリビアにも滞在し、発表の場を広げています。
高梨は樫、楡、桜など多種の木材を素材として、有機的な立体作品を作り出していきます。それらの作品は、いわゆる木彫の掘り込む作業ではなく、いくつかに分割された木材を、再度つむぎ合わせて作る立体となっています。今回は高さ1.5mほどの大作を中心に展示します。
素材である木の香り、そして様々な表情を見せる高梨の作品を是非ご高覧ください。

参考作品

「雪消（ゆきげ）」 50x100x85(h) cm

「雪消（ゆきげ）」 250x80x40(h) cm 素材: 桜材 撮影者: 斉藤さだむ (2点とも)

作家からのコメント

　何もないことを望む。 何もなさ過ぎないことも望む。
隣の人も地球の裏側の人も同じことをしているかもしれない。 淡々と木に向かっています。

「水標（すいひょう）」 2006 楠　　150(h)x290x130cm

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