齋藤眞成は現在84歳。幼少にして仏門に帰依し、現在は古刹真如堂(京都)の第53世貫主を勤める大僧正である一方、仏教学徒の頃より 絵筆を取り、戦後の日本洋画界に特異な足跡を残し、現在も精力的に活動を続ける長老です。そして、黒田克正は56歳。武蔵野美術大 学、東京芸術大学大学院修了後、ニューヨークのグラフティアートに衝撃を受けて以来、パワフルで即興的なペインティングを発表して いる画家です。
この二人が今年３月、京都女子大学で実験制作を試みました。そのセッションでは、二人の画家が世代を超え、絵画を志す者同士の個 性(世界観)のぶつかり合いで新たな作品が誕生しました。このコラボレーションで生まれた作品は、実験のレベルを超え、見る者に絵画 の大きな力を感じさせることでしょう。
今展は、この夏、山形美術館で開催された同展の東京巡回展となります。
この機会に、二人の新たな展開による作品を是非ごご高覧下さい。
 |
齋藤眞成 & 黒田克正
Collaboration 2001 No.4
212x153cm
 |
 |
 |
 |
 |
展覧会名 「コラボレーション
齋藤眞成 & 黒田克正 －同描異夢－」
会 期 2002年2 / 12(火) - 28(木) 日曜日休廊 10:30-18:30
会 場 ギャルリー東京ユマニテ
〒104-0031 東京都中央区京橋3-2-18 第一会館ﾋﾞﾙ1F
tel. 03-5255-3210 ( 地下鉄銀座線京橋駅下車徒歩3分 )