ギャルリー東京ユマニテが若手作家を紹介する実験的な展覧会「humanité lab」。
今回は大和武司(やまとたけし)を紹介いたします。
大和は1987 年生まれ。現在、多摩美術大学絵画学科4 年に在籍。今回が初めての個展となります。
脂ののったトロは、お寿司の下駄を模した巨大な板に描かれたヤンキーに、耳かきは暗闇の都市へ落下する空軍部隊へと使命を変える。
大和は自身で連想した様々なイメージの中から、時間を置いて客観的に見たときに、別の意味や感覚が浮かび上がったり、広がったりした材料を選んで、鮮やかなアクリルで精密に描いていきます。
大和はこれらの作業を一種の「連想ゲーム」だといいます。自身が提示した新たなイメージが、見る人の別の感覚によって、永遠に膨らみ繋がっていってほしいといいます。
確実な技術によって描かれる、奇想天外な大和の作品。この機会に是非ご高覧下さい。

●作家コメント
僕がつくるのは、自分の頭の中でおきたイメージの連想をもとにしたものです。
もし、このイメージや連想の過程のほんの一部分でも、誰かの頭の中のどこかにつながって、別の場所で、違ったかたちで生まれかわったりすることがあるとしたら。そんなことを想像しながらつくっています。

●展示内容
アクリル、キャンバス作品100 号4-5 点 の他
立体150x150x150cm 1 点

●大和武司 YAMATO Takeshi
1987
福岡県生まれ
現在、多摩美術大学絵画学科4 年次在籍

展覧会歴
2008
「THE SIX 08」 代官山ヒルサイドテラス、東京
「遊美2008」 タワーホール船堀、東京
2009
「オル太 FIRST EXHIBITION」 Turner Gallery、東京

お問い合わせは  ギャルリー東京ユマニテ humanite@js8.so-net.ne.jp
tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306


知恵熱 acrylic on canvas 130.3x162.1cm


Sushidentity 2009 acrylic on canvas 131x162cm


「トロ Toro」 2008
アクリル、木 40x30x4.5cm


「掃討作戦 Cleanup operation」 2009
アクリル、キャンバス 131x162cm

EXHIBITION

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