é 内田 晴之 展

内田晴之展 UCHIDA Haruyuki new works 2007

2007/ 3/ 12 (月) - 3/ 31 (土) 日曜、祝日休廊 10:30-18:30

 内田 晴之は1952年、静岡県生まれ。1976年、京都精華短期大学立体造形専攻科修了後から、「現代日本美術展」「日本国際美術展」「京都彫刻美術展」「ヘンリームーア大賞展」などに出品し、立て続けに入賞。すぐさま頭角を現し注目を集めました。

また、ほぼ毎年、画廊での新作展、グループ展、シンポジウムなどを行い、精力的に作品を発表。さらに、彫刻の代表的な展覧会である「現代日本彫刻展」「神戸須磨離宮公園現代彫刻展」などに出品。1998年にはそれまでの活躍が認められ「中原悌二郎賞優秀賞」を受賞しました。

「重力環-勝鬨」2001
ステンレススチール、マグネット、塗料
130x130x280(h)cm 日本倉庫(東京)

「Two Oblong Blocks」 2006
アルミ合金、マグネッ260x120x180(h)cm

内田の作品は、ステンレススチールやアルミ合金を素材とした、大規模なもので、野外彫刻や公共施設へのパブリックアートも数多く手がけ、現在では、日本を代表する彫刻家の一人となっています。
冷たくて、絶対的な重量感を持った金属の塊が、ゆったりとそして軽やかに、空中に揺らめいています。内田は金属の内部にマグネットを仕掛けることで、当たり前に存在する重力を、不思議な浮遊感を漂わせることによって表現しようとしています。

「Cylinder」 2006
ステンレススチール(フレーム鉄) 
40x40cm(フレーム込)

今回の新作展では、アルミ合金を素材とした立体の大作2点、小品数点の他、ステンレススチールに切断機や溶接機によって痕跡を残した平面作品10点が展示されます。
ギャルリー東京ユマニテでは初めての展覧会となります。着実に制作を続ける内田晴之の不思議な彫刻の世界。この機会に是非ご高覧頂けますようご案内申し上げます。

■展覧会概要
展覧会名 内田晴之展 UCHIDA Haruyuki new works 2007
会期 日時 2007/ 3/ 12 (月) - 3/ 31 (土) 日曜、祝日休廊 10:30-18:30
会場 ギャルリー東京ユマニテ
〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F
※地下鉄銀座線京橋駅6番出口から徒歩1分
問合せ先 ギャルリー東京ユマニテ   tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306
(e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp

■内田晴之 略歴

1953 静岡県に生まれる
1976 京都精華短期大学立体造形専攻科修了
主な個展
1982 84’86’89’95’98’02’ ギャラリー山口、東京
1989 ギャルリ―ユマニテ、名古屋
1992 ギャラリー山口SOKO、東京
1994 96’99’04’ 盛岡クリスタル画廊、盛岡
2002 04’06’ アートスペース感、京都
2003 05’ エスプリヌーボー、岡山
主な展覧会と受賞
1979 第4回京都彫刻美術展[大賞]京都府ギャラリー
1981 第15回現代日本美術展[神奈川県立近代美術館賞]東京都美術館/京都市美術館
1984 第15回日本国際美術展[大賞]東京都美術館/京都市美術館
1985 第4回ヘンリー・ムア大賞展[優秀賞]箱根彫刻の森美術館
1986 第10回神戸須磨離宮公園現代彫刻展[京都国立近代美術館賞]神戸須磨離宮公園
1987 第5回ヘンリー・ムア大賞展[美ヶ原高原美術館賞]美ヶ原高原美術館
1989 KAJIMA彫刻コンクール[銀賞]鹿島建設KIビル
1993 第6回京都美術文化賞受賞
1994 第22回長野市野外彫刻賞受賞
1997 第29回中原悌二郎賞優秀賞受賞
  第17回現代日本彫刻展[大賞]宇部市常盤公園