〈作家コメント〉
幼少期から好きだったアニメや映画、ゲームに登場するロボットなどの機械・装置をモチーフとして作品を制作しています。特にSF的な世界観に見られるような荒廃した文明に佇む事物を、錆びた鉄の作品や黒いペン画により強く儚いイメージとして捉えています。展覧会のタイトル「open world」とは、ゲームの種類を表す言葉ですが、限られた世界(創作の世界)の中でのみ、自由な活動(自己との対話)が許された様子も表現しています。
平野 英史 HIRANO Eiji
1976 |
神奈川県横浜市生まれ |
2000 |
東京学芸大学教育学部芸術文化課程工芸専修卒業 |
2002 |
東京学芸大学大学院教育学研究科(金属工芸)修了 |
2006 |
東京学芸大学大学院教育学研究科(美術教育)修了 |
2013 |
東京学芸大学連合教育学研究科(博士課程)修了 |
2015 |
帝京科学大学教育人間科学部 専任講師 |
2017 |
岩手大学教育学部 准教授 |
2022 |
静岡県立芸術文化大学デザイン学部 准教授 |
2023 |
埼玉大学教育学部 准教授 |
[主な受賞、入選] |
2004 |
「日本新工芸展」 入選(以後毎年出品、2012年奨励賞、2018年彫刻の森美術館賞、2019年NHK会長賞、2021年会員佳作賞) |
2016 |
「日展」 入選(以後毎年出品) |
2018 |
「岩手工芸美術展」 入選(以後毎年出品、2020年工芸大賞、2023年審査員特別賞、2024年最優秀賞) |
2020 |
「岩手芸術祭」 芸術祭賞 |
2021 |
「岩手県美術選奨」 |
2021 |
「日展」 特選 |
2022 |
「淡水翁賞」 最優秀賞 |
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「walk around」
2025
鉄/鍛金技法(錆付仕上)
90.0×45.0×30.0cm

「calm forest 1~3」
2019
鉄/鍛金技法(錆付仕上)
1. 60.0×20.0×20.0cm
2. 50.0×20.0×20.0cm
3. 40.0×20.0×20.0cm
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