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[ 1F ]  展覧会 :: EXHIBITIONS

画廊からの発言 画廊からの発言 新世代への視点2017
小松崎晃展 KOMATSUZAKI Akira
2017.7.24(月)‐8.5(土) 日曜日休廊 10:30-19:00(最終日17:00)

「画廊からの発言 新世代への視点2017」は、銀座・京橋を中心とした10画廊が各々に推薦する新鋭作家の個展を同時開催する企画です。ギャルリー東京ユマニテでは1982年生まれの小松崎晃(こまつざき・あきら)を紹介いたします。

岩絵の具と墨を丁寧に積み重ね、丹念に画面を作り上げる小松崎の絵画には、静かにたたずむ鳥や地面をついばんでいるような鳥など、様々な様子の鳥が描かれています。鳥の形に生きる事の不思議を感じ、人間とは違いあまり余計なことを考える事のなさそうな表情に惹かれる、と小松崎は言います。

そぎ落とされたフォルムで描かれた鳥に混ざって、図形のように直線で構成された鳥が描かれることもあります。描く中で鳥の形が膨らんだり縮んだりする感覚があると小松崎は言いますが、その変化を受け入れる事で、描き手の意図しない形が生まれてくるのかもしれません。どこか空想と現実が入り混じったような空気に包まれていますが、じっと見つめていると、この鳥たちをいつかどこかで見た事があるような感覚がもたらされます。

昨年のギャルリー東京ユマニテbisでの展覧会に続き2回目となる本展では、鳥をモチーフとした100号の新作を中心に10数点の作品を展示いたします。この機会をお見逃しなく、ぜひご高覧いただきますようお願いいたします。

 

<作家コメント>
鳥や花のかたちは時、心的なものにも触れる端緒のようなものであり、ただ単に確たる物象の描出なのではないといえる。ある記憶を持った人間の眼差しは、我知らず、その姿、存在に、過去の体験、情緒に親しいものをなにかしら想起するのかもしれない。現実か幻影か、別段何もハッキリ判別を迫られることはない。

 

>> 小松崎晃 略歴

 

<画廊からの発言 新世代への視点2017>

本展は銀座・京橋を中心とした10画廊の共同開催によるもので、各画廊が推薦する40歳以下の新鋭作家の個展を同時期に行う企画です。1993年に始まり、今回で18回目を迎えます。参加画廊、作家情報、スタンプラリー、ギャラリーツアーの詳細はウェブサイトをご覧ください。

主催:東京現代美術画廊会議

【スタンプラリー】
参加10画廊のスタンプをすべて集めた方限定の特典があります。
① 「新世代オーディエンス賞2017」 観客が選ぶアーティストの作品(5万円相当)を1名様にプレゼント
② 「新世代への視点2017」の期間中に購入された出品作品の代金を10%割引

【アートフルに迫ろう!高校生が行くギャラリーツアー】 *参加無料
高校生を対象に10画廊すべてを巡るツアーです。
2017年7月31日(月) 13:00~17:00 ツアーコンダクター: 遠山香苗(美術家)
予約受付: ギャラリー川船 kawafune@diamond.broba.cc

小松崎晃 KOMATSUZAKI Akira
「沈黙の鳥」 2016
「沈黙の鳥」 2016
岩絵具、墨、麻紙
130.3×162cm

小松崎晃 KOMATSUZAKI Akira
「蓮と鳥」 2017
「蓮と鳥」 2017
岩絵具、墨、麻紙
130.3×89.4cm

 

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