ギャルリー東京ユマニテが若手作家を紹介する実験的な展覧会「humanité lab」。今回は平井理紗（ひらい・りさ）を紹介いたします。

平井は1989年生まれ。現在多美術大学油画科に在籍し、この春卒業予定の若手作家です。 お寿司や庭園の盆栽などがリアルに作られていますが、素材は、砂糖、小麦粉、卵。いわゆるクッキーで作られ食べられる立体作品です。見ているだけでもおもちゃのようにかわいいのですが、盆栽やお寿司なのに何故か甘い香りが漂い、味覚でも味わえ、実際に食べる行為をとおして楽しんでいただけます。

今回が初めての個展となります。会期は一週間と短いですが、この機会をお見逃しなく是非ご高覧、そして作品を実際に味わってみて下さい。

>> 平井理紗 略歴

＜作家コメント＞

クッキーに様々な物を描いて作品を作っています。観るだけの鑑賞ではなく、香って、食べる。五感を使って甘く美味しい空間を楽しんでもらいたいです。

＜展示内容＞

クッキーで作られた約2mと1mの立体作品、その他、小品数点

「garden-bonsai」（部分/detail）

「garden-bonsai」　2013
砂糖、小麦粉、バター、卵、木
267×168×100(h)cm（サイズ可変）
"garden-bonsai"　2013
Sugar, flour, butter, egg, wood
265x168x100(h)cm (size variable)

「sukiyaki cookie」　2011
砂糖、小麦粉、バター、卵、木
170×170×45(h)cm（サイズ可変）
"sukiyaki cookie"　2011
Sugar, flour, butter, egg, wood
170x170x45(h)cm (size variable)